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「覗いて、眺めて、 」

竹中美幸<日本>

Photo:Keizo Kioku

大蔵ざらえで見つかった、ある人物の日記越しに覗いた珠洲の現在と過去。どことも知れず漂う物語を半透明なガラス小屋の中に作る。SNSやブログとは異なる、ささやかな日記に綴られていたリアルな生活。本来なら書き手だけが唯一の読者である記録に介入し、忘れ去られていたかもしれない日常を掬いあげる試み。

ARTIST

竹中美幸

日本

岐阜県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業後、同大学大学院美術研究科修了。東京を拠点に活動。主に透明な素材を用いて制作しており、光や影を取り込んだ平面作品やインスタレーションに展開。
近年の個展に「都市のさざめき」(2019 新宿パークタワーギャラリー1/東京)「新たな物語」(2018 アートフロントギャラリー/東京)など。近年のグループ展にクインテットⅣ五つ星の作家たち(2018 SOMPO美術館/東京)、シェル美術賞アーティスト・セレクション2017(国立新美術館/東京)など。 主な受賞歴に2020年清流の国ぎふ芸術祭/篠原資明賞、2012年シェル美術賞/島敦彦審査員奨励賞、トーキョーワンダーウォール2010/ワンダーウォール賞など。

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